こんにちは。kasumiです!
私はつい最近、病院で稽留流産と診断されました。
その時は信じることができず、受け入れないといけないという気持ちが強くありました。
そこで、いろんな方の体験談を読み、少しずつ受け入れていくことができました。
私の経験も、読者の皆様の役に立てて欲しいと思い記事にしました。
今回の記事では、稽留流産の体験談をお話していきたいと思います。
また、稽留流産の乗り越え方やその後妊娠することができるのかという事もお話します。
この記事は以下のような人におすすめ!
この記事は以下のような人におすすめ!
- 稽留流産の体験談を聞きたい方
- 稽留流産と診断されて気持ちの整理がつかない方
- 稽留流産後はどうなるのか知りたい方
稽留流産と診断された方の役に立つ事を願っています。
それでは、スタート♪
稽留流産とは
まず初めに稽留流産とはどういう症状なのでしょうか。
稽留流産とは
胎児は死亡しているが、まだ、出血・腹痛などの症状がない場合。自覚症状がないため、医療機関の診察で初めて確認されます。
日本産科婦人科学会
医師に言われて初めて知ることになります
こちらは流産についてです。
医療機関で確認された妊娠の15%前後が流産になります。
日本産科婦人科学会
また、妊娠した女性の約40%が流産しているとの報告もあり、多くの女性が経験する疾患です。妊娠12週未満の早い時期での流産が8割以上でありほとんどを占めます。
話さないだけで多くの女性が流産を経験しています
早期に起こった流産の原因で最も多いのが赤ちゃん自体の染色体等の異常です。つまり、受精の瞬間に「流産の運命」が決まることがほとんどです。この場合、お母さんの妊娠初期の仕事や運動などが原因で流産することは、ほとんどないと言って良いでしょう。
日本産科婦人科学会
流産はあなたのせいではないのです!自分を責めたりしないで!
稽留流産の兆候や体の変化はあるの?
稽留流産は、出血や腹痛などのいわゆる流産の徴候がないが、超音波検査で発育が停止(流産)していると診断されるものである。
日本産科婦人科学会
私は2回の稽留流産を経験しています。
2回とも出血や腹痛もなく、特に体の変化などの兆候はありませんでした。
実際に医師に言われるまでは、まさかお腹の中で赤ちゃんが成長していないとは思ってもいませんでした。
妊娠8週目のエコーに胎嚢しか映っていなかったことで稽留流産と診断されました。
妊娠から稽留流産と診断されるまでの流れ
妊娠2週目 | 排卵日(クリニックで排卵済みを確認) |
妊娠4週目 | 妊娠検査薬で陽性 |
妊娠5週目 | クリニックにて胎嚢確認 |
妊娠7週目 | 胎嚢は成長しているが、卵黄嚢や胎芽は確認なし |
妊娠8週目 | 稽留流産の診断を受ける |
妊娠2ヶ月の最後の週で稽留流産と診断されました。
妊娠アプリもスマホに入れて、毎日眺めていました
稽留流産でも妊娠症状は変わらずある
稽留流産と診断された後でも下記の妊娠症状はありました。
これらは妊娠4週目頃から手術するまでずっと続きました。
上の子の妊娠時と比べて症状がないものもありました。
稽留流産と診断される時は、胃のむかつきや吐き気を少し感じるものの、上の子を妊娠した時と比べて少ないように感じました。
稽留流産のエコーは成長が遅いと感じた
上の子を妊娠した時のエコー写真と今回の稽留流産時のエコー写真を比べながら解説します。
妊娠4週目
妊娠を希望していたので、どちらも生理予定日に妊娠検査薬をしました。
どちらも違いはありませんでした。
妊娠5週目
初めて産婦人科に受診します。
この際にどちらも胎嚢を確認することが出来ました。
上の子を妊娠した時のエコー写真↓
稽留流産時のエコー写真↓
妊娠7週目
上の子を妊娠した時は胎嚢の中に胎芽を確認することが出来ました。
上の子を妊娠した時のエコー写真↓
しかし、今回の稽留流産時のエコー写真には何も映っていません。
胎嚢は5週目より少し大きくなっています。
稽留流産時のエコー写真↓
医師には「排卵日がずれていたのかな」と言われただけでした。
この時点で私は1回目の稽留流産の時と一緒だと感じました。
そこからは、赤ちゃんを信じたい気持ちもありましたが、今回は無理かもしれないという気持ちが大きくなりました。
次の診察までは、そのことばかり考え検索魔になっていました。
妊娠8週目
上の子を妊娠した時は妊娠8週目で心拍が確認されました。
上の子を妊娠した時のエコー写真↓
しかし、稽留流産時は心拍が確認できず、胎嚢もあまり成長していませんでした。
稽留流産時のエコー写真↓
医師には「赤ちゃんは見えないね。今回は残念かもしれない。」と言われました。
稽留流産診断後はどうなるの?
稽留流産と診断されたあとについてお話します。
治療として、入院して子宮内容除去手術を行う場合と、外来で経過を見て自然排出を期待する場合があります。医師の判断や患者さんの希望によりどちらかを選択します。
日本産科婦人科学会
私が妊娠判定をしていただいた産婦人科の医師には「自然排出を待ちましょう」と言われました。
しかし、過去に進行流産を経験していたのもあり、いつあの大量出血が起きるのか分からない状態で待ち続けることは心身ともにしんどいと思い「手術」を選びました。
過去に仕事中に大量の出血と腹痛を伴う進行流産を経験しました。
その時は夜用のナプキンを何回替えても、血が溢れ出し、ズボンやコートにまで血が染みました。
また、帰宅してからも出血が続き、トイレに何時間かこもっていました。
仕事中や外出先であのときのような事を起きたくないと思い手術を選びました
【手術について】
手術は日帰りでした。
手術後は1週間程自宅で安静にして過ごします。
生理が2回来たら、妊活再開してもいいと医師が言っていました。
稽留流産の乗り越え方
稽留流産と診断されてからは、ボーとする時間が増えました。
仕事も家の事も何もする気にならない…
そんな時は休んでしまいましょう!
特に私のオススメは妊娠や出産をテーマにしたドラマ「コウノドリ」を見ることです。
たくさん泣いて色々な感情がスッキリしました!
見ていると涙が自然と溢れます
どの回のお話も毎回泣いてしまいます。
その中でも特に、今回は稽留流産と診断された直後だったので、流産を何回も繰り返してしまう女性の不育症の話が泣けました。(こちらはコウノドリ(2017)の第9話)
その中から、主人公の医師サクラが言った言葉を紹介します。
「自分を大切にして、穏やかなご主人との時間を過ごして下さい。そして大切なことは、赤ちゃんを産んで育てられるんだという気持ちを持ち続けることです」
コウノトリ2
この言葉には勇気づけられました。
\コウノドリ全話は無料でAmazonプライムビデオで見ることが出来ます!/
Amazon.co.jpその他にもたくさんの映画やドラマも見ることが出来ますよ♪
稽留流産の辛い経験は乗り越えなくてもいい
先ほど「稽留流産の乗り越え方」を紹介しましたが、こんな辛い経験を正直忘れて乗り越えることはできません。
悲しい経験とともに生きていくのでいいと思うのです。
私は流産の経験をする前は、結婚して、妊娠して、出産してと望めば誰でもそんな人生が当たり前なのかと思っていました。
流産の経験があったからこそ、わが子が産まれてきたのは当たり前じゃない、「奇跡」なんだと気づくことが出来ました。
稽留流産を経験しても妊娠はできる
稽留流産の兆候や乗り越え方を私の体験談を交えて紹介しました。
稽留流産を経験すると今後妊娠ができるのかと不安になるかと思います。
大丈夫です!
稽留流産後は妊娠することが出来ます!
私は第1子出産後、進行流産→化学流産→稽留流産→第2子出産→稽留流産と経験しています。
1回目の稽留流産の手術のあとは4か月後に妊娠することができています。
稽留流産後であっても無事に健康的な可愛い赤ちゃんが生まれました。
今回は第3子を希望しての妊娠でしたが、残念ながら2度目の稽留流産となりました。
ただ、私は赤ちゃんが来てくれると信じています。
そのために今自分ができることは、次の妊娠に向けて進むことです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
読者様のところにも赤ちゃんが訪れますように…
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